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2018/02/27 16:10

昨年の記事ですが、毎日新聞・医療プレミア(2017年10月6日)に、
「現代野菜の栄養価は低い」は本当か?というテーマが採り上げられていました。

いつ頃からか、「今の野菜は栄養価が少ない」ということを耳にするようになりました。

記事を書いた成田崇信さん(管理栄養士)さんは、その原因として

●化学肥料のせいで土地がやせた
●味と見た目を優先して品種改良された
●旬を外した野菜が出回るようになった

という3点セットが根強く信じられていると述べます。

けれども、「それは違うのではないか?」と、さらに著者は疑問を投げかけていらっしゃいます。

なぜならば、裏付けとなる資料「日本食品標準成分表(文部科学省)」における栄養価の単位が、
初版(1950年)と最新版(2015年版)では変わっていたり、
その分析方法も違っていたりするからなのです。

また、同氏は、過去50年間の論文を調べ、
実際には慣行栽培と有機栽培で栄養価に明確な差がない
という報告を見つけたことも、その根拠として挙げていらっしゃいます。


さて、私の持っている書籍の中には、ピーマン等、
「栄養価が低くなった」とはっきり書かれている野菜があります。

さて、どちらが正しいのでしょうか?!

人間はどうしても、「信じたいものを信じる、見たいものを見る」傾向にありますから、
とにもかくにも、食に関するメディアリテラシーをもっと身に着けなくてはと思うようになりました。

食の栄養については、今後も多方面から情報を集めていきますね。

データだけにとらわれず、自分の体験も大切だと感じています。


■NPO法人大阪府木村式自然栽培実行委員会のブログ(ケイフィールズは同NPO法人の協賛団体です)